堺なかもずシニアの相談窓口の
生前対策に関する相談事例
堺の方より身元保証についてのご相談
2023年10月03日
施設への入居を検討しています。身元保証人や自宅の売却について司法書士の先生に相談したい。(堺)
私は堺の自宅で夫と2人暮らしをしている女性です。夫は10年ほど前から認知症を患っており、私が介護しながらなんとか暮らしてきました。私も80を目前に控え、そろそろ施設入居を真剣に考えなければならないと感じています。というのも、先日堺の自宅の階段から転げ落ちそうになり、血の気が引く思いをいたしました。もしも私の身に何かあれば、夫婦共倒れになってしまうのではないかと不安でなりません。それに私自身も長年の介護で慢性的に腰を痛めているので、堺の自宅で2人だけで暮らしていくことに限界も感じています。
施設に夫婦で入居するとなるとそれなりの費用が必要なので、堺の自宅の売却も検討しています。しかし自宅は夫名義ですので、はたして私が売却してもいいのかわかりません。また施設の入居の際に身元保証人を頼める人もいないので困っています。親族はおりますが、事情がありできれば頼りたくないというのが本音です。司法書士の先生、私たちが施設へ入居できるようアドバイスを頂けないでしょうか。(堺)
自宅の売却は成年後見人が、身元保証人は専門家が担当することが可能です。
まず堺のご自宅ですが、名義がご相談者様の旦那様とのことですのでご相談者様が勝手に売却することは違法行為になってしまいます。認知症などの理由でご自身で契約行為等を行うことができないときは、成年後見制度を利用する方法があります。まずはお住まいの地域を管轄する家庭裁判所に後見等開始の申立てを行い、成年後見人を選任してもらいましょう。成年後見人が選任されれば、その方に自宅の売却などの契約行為を代行してもらうことが可能となります。
次に身元保証人ですが、施設への入居だけでなく病院への入院時にも身元保証人は必要となります。身元保証人は費用についての責任を負うというイメージがあるかもしれませんが、その他にも入退院・転院・緊急時の対応や、介護方針や医療処置に関する判断を求められる場合もあります。大きな責任を伴うため、身寄りのない方、今回の堺のご相談者様のように親族はいるものの頼れない、頼りたくない事情がある方にとっては身元保証人が大きな壁となることもあるでしょう。さまざまなご事情で身元保証人を立てることができない方は、身元保証の専門家に依頼することをおすすめいたします。
私共堺なかもずシニアの相談窓口では、堺の皆様へ向けて身元保証についてのサービスをご提供しております。身元保証についてのご不安がある方は、ぜひお気軽に堺なかもずシニアの相談窓口の初回無料相談をご利用ください。堺なかもずシニアの相談窓口の司法書士が身元保証の専門家として、初めての方にも分かりやすく丁寧にご案内させていただきます。
堺にお住いの皆様ならびに堺で身元保証について相談できる事務所をお探しの皆様からのお問い合わせを、スタッフ一同心よりお待ちしております。
堺の方より身元保証に関するご相談
2023年06月02日
独身で兄弟もいないため、身元保証を頼める人がおりません。将来に向けて今のうちに準備できることがあるか、身元保証に詳しい専門家にご相談したいです(堺)
初めて問い合わせいたします。私は堺在住の60代の男性です。
この年まで悠々自適に暮らしてきましたが、昨年会社を定年退職したことをきっかけに、今後の人生について考えるようになりました。配偶者や子供はいないものの、それなりの蓄えはあるため、身体が不自由になったら設備の整った高齢者施設で暮らせばよいだろうと思っていました。しかし最近になり、施設の入居時には身元保証人が必要なことを知り、今更ながら焦っています。
私には親族と呼べる人がおらず、信頼できる知人や友人も同年代のため、とてもお願いできる状況ではありません。今のところひとり暮らしでも問題はないので、施設に入るのは先の話にはなりますが、元気なうちに対策できることがあればしておきたいと思っています。
身元保証について詳しい専門家の先生にご相談させてください。(堺)
身元保証は、個人ではなく身元保証団体に依頼して行うことも可能です。サービス内容が異なるため、身元保証団体を選ぶうえで大切なポイントをお伝えします。
堺なかもずシニアの相談窓口にご相談いただきありがとうございます。
ご相談者様のように頼れるご家族が身近におらず、身元保証人を誰に頼めばよいのかについて悩んでいる方は結構いらっしゃいます。そのような方にご検討いただきたいのが、身元保証サービスのご利用です。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、現代では身元保証人がいない方に向けて、一般社団法人などにより高齢者施設の入居時や入院時の身元保証人を引き受けるサービスが提供されています。それぞれの法人により身元保証サービスの内容は異なるため、ご自身の目的にあった団体を選ばなければなりません。
下記にてポイントをお伝えいたしますので、参考にしてみてください。
①財産管理を任せられる体制が整っている
高齢者施設によっては高額な金銭や貴重品を持ち込むことができません。入居後は財産管理を身元保証人にお願いするケースもあるため、信託などを活用し、安心して財産管理を任せられる仕組みを採用している団体を選びましょう。
②死後の事務手続きも対応している
身元保証団体によっては死後の事務手続きまで対応していない、もしくはオプションとしている場合があります。入院費の精算や施設の退去等、死後の事務手続きは非常に重要なため、初めからまとめてお願いできる団体のほうが安心です。
③遺産の寄付に頼らない運営体制である
寄付を前提として成り立っている身元保証団体は、健全な運営体制が整っていない可能性があります。過去には運営の悪化により契約者から預かっていた財産に手をつけ、社会的に大問題となったケースも。寄付の話を中心とする身元保証団体は避けた方が無難です。
堺なかもずシニアの相談窓口でも身元保証人を望む方のご相談をお受けしております。認知症になってからでは身元保証の契約を結ぶことができなくなるため、今から対策をしておいたほうが安心です。
まずは堺なかもずシニアの相談窓口の初回無料相談でお悩みやご要望をお話しください。法律の専門家が堺の皆様のお悩みついて真摯に向き合い、一緒に解決策を考えます。堺の皆さまからのお問い合わせを心からお待ち申し上げております。
堺の方より身元保証に関するご相談
2023年03月09日
友人が身元保証人がおらず困っているようです。身元保証人は何をしなければいけないのでしょうか。司法書士の先生教えてください。(堺)
私の友人が堺にある病院に入院することになったのですが、身元保証人を立てることができず困っているようです。家族がいないので、代わりに私に身元保証人になってほしいと連絡がありました。長年付き合ってきた大事な友人の一人なので力になりたいと思ってはいるのですが、身元保証人がどんな役割をもつのか分からないので快諾することができませんでした。身元保証人を引き受けた場合、何をしなければいけないのでしょうか。(堺)
身元保証人の役務は明確に定められているわけではありません。
超高齢化と言われている昨今、身元保証人の存在は必要不可欠と言っても過言ではありません。その一方で、身元保証人という言葉を耳にしたことはあっても、どのような存在でどのような役割をもつのか、詳細までご存知の方は少ないかと存じます。
身元保証人とは、身寄りのない方が介護施設への入居や病院へ入院する際に、契約時の身元を保証する役目を担う人のことを指します。
入院の際に身元保証人が実際に行う役割としては以下のようなものがあります。
- 緊急時の対応
- 退院・転院時の責任
- 介護や医療処置の方針等に関する判断
- 入院費用の責任(入院費の支払いができなくなった場合に、依頼者に代わって費用を支払う)など
上記のように、幅広い対応が求められる可能性があります。
身元保証人が必要となるのは独り身の方や身近に頼れる方がいない方だと思われがちですが、それだけではありません。たとえご家族がいらっしゃったとしても、親族には迷惑をかけたくない、不仲なため頼ることができないなどさまざまな事情で身元保証人が必要となるケースも存在します。
身元保証人と似たものとして「後見人」があります。どちらも依頼者の代わりを務める点では似ていますが、後見人が依頼者の契約事などを代行することができるのは、認知症などの理由で依頼者がご自身で判断することが困難となった場合のみです。つまり依頼者がお元気なうちは、後見人はその役目を果たすことができません。対して身元保証人は、依頼者がお元気なうちであっても対応することが可能です。
また、依頼者が債務を負担することができなくなってしまった場合、後見人には支払い義務は生じませんが、身元保証人はその債務を負わなければならない点も大きな違いと言えるでしょう。
身元保証についてご心配な点がありましたら、ぜひ堺なかもずシニアの相談窓口へご相談ください。堺なかもずシニアの相談窓口では、堺ならびに堺近郊のお住いの皆様に身元保証についてのお悩みを親身にお伺いし、真摯に対応させていただきます。初回の相談は無料で承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。堺の皆様のお力になれる日を、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。