堺なかもずシニアの相談窓口の
					生前対策に関する相談事例
				
			
										堺の方より身元保証に関するご相談
2023年03月09日
友人が身元保証人がおらず困っているようです。身元保証人は何をしなければいけないのでしょうか。司法書士の先生教えてください。(堺)
私の友人が堺にある病院に入院することになったのですが、身元保証人を立てることができず困っているようです。家族がいないので、代わりに私に身元保証人になってほしいと連絡がありました。長年付き合ってきた大事な友人の一人なので力になりたいと思ってはいるのですが、身元保証人がどんな役割をもつのか分からないので快諾することができませんでした。身元保証人を引き受けた場合、何をしなければいけないのでしょうか。(堺)
身元保証人の役務は明確に定められているわけではありません。
超高齢化と言われている昨今、身元保証人の存在は必要不可欠と言っても過言ではありません。その一方で、身元保証人という言葉を耳にしたことはあっても、どのような存在でどのような役割をもつのか、詳細までご存知の方は少ないかと存じます。
身元保証人とは、身寄りのない方が介護施設への入居や病院へ入院する際に、契約時の身元を保証する役目を担う人のことを指します。
入院の際に身元保証人が実際に行う役割としては以下のようなものがあります。
- 緊急時の対応
 - 退院・転院時の責任
 - 介護や医療処置の方針等に関する判断
 - 入院費用の責任(入院費の支払いができなくなった場合に、依頼者に代わって費用を支払う)など
 
上記のように、幅広い対応が求められる可能性があります。
身元保証人が必要となるのは独り身の方や身近に頼れる方がいない方だと思われがちですが、それだけではありません。たとえご家族がいらっしゃったとしても、親族には迷惑をかけたくない、不仲なため頼ることができないなどさまざまな事情で身元保証人が必要となるケースも存在します。
身元保証人と似たものとして「後見人」があります。どちらも依頼者の代わりを務める点では似ていますが、後見人が依頼者の契約事などを代行することができるのは、認知症などの理由で依頼者がご自身で判断することが困難となった場合のみです。つまり依頼者がお元気なうちは、後見人はその役目を果たすことができません。対して身元保証人は、依頼者がお元気なうちであっても対応することが可能です。
また、依頼者が債務を負担することができなくなってしまった場合、後見人には支払い義務は生じませんが、身元保証人はその債務を負わなければならない点も大きな違いと言えるでしょう。
身元保証についてご心配な点がありましたら、ぜひ堺なかもずシニアの相談窓口へご相談ください。堺なかもずシニアの相談窓口では、堺ならびに堺近郊のお住いの皆様に身元保証についてのお悩みを親身にお伺いし、真摯に対応させていただきます。初回の相談は無料で承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。堺の皆様のお力になれる日を、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
堺の方より身元保証に関するご相談
2022年12月02日
自宅を売却して施設に入りたいが、身元保証人がおらず司法書士の先生に助けて欲しい。(堺)
私は堺の自宅で認知症を患う主人を介護しながら細々と生活している70代の主婦です。こんな生活がもう10年近く続いていますが、最近頻繁に転ぶようになり、いよいよ日常生活に不都合が出てきました。私自身の体調も優れない日が続いているためこのままでは体力面はもちろんのこと、生活費も底をつくのではないかと不安です。そこで、おもいきって自宅を売って夫婦揃って介護施設に入居したいと考えているのですが、私どもには子どもがいないだけでなく頼れる親族すらいないため入居施設の契約の際に身元保証人となってくれる方がいません。また、自宅の名義人は主人ですので売却できるかどうかも不安です。私どもが介護施設に入れる手段はありますでしょうか。(堺)
成年後見制度を利用して自宅を売却し、身元保証人は専門家が担当します。
ご自宅を売却したいとのことですが、ご相談者様の旦那様は認知症を患っていらっしゃるため“契約行為”等を行うことは出来ません。このような場合は成年後見制度の利用をお勧めします。お住いの住所地にある家庭裁判所に対して後見等開始の申立てを行います。申し立てることで家庭裁判所が成年後見人を選任し、選ばれた成年後見人が諸手続きを代行します。そうすることでご自宅を売却し、売却資金を元手に介護施設に入居することが可能となります。
ただし、ご相談者様が懸念されているように、病院に入院される場合や介護施設に入居される際には身元保証人が必要になります。身元保証人は、入院時の費用等の責任を負う、退院・転院時の対応、緊急時の対応、医療処置や介護方針等に関する判断など、その役割は多岐に渡り、重責となることから身寄りのない方や頼れるご家族がいらっしゃらない高齢者にとって、この身元保証人の手配が大きな障害となることがしばしば見受けられます。
また、身元保証人を利用される方は独り身の方や身寄りがいないという方ばかりではなく、ご家族や親せきには迷惑をかけたくないといった方も少なくありません。ご相談者様のように身元保証人を頼める人がいないという方は堺なかもずシニアの相談窓口にご相談ください。
身元保証の際に発生しやすいトラブルを避け、スピーディーな手続き完了を目指す堺なかもずシニアの相談窓口では、堺周辺エリアの皆様の複雑な身元保証に関するお手伝いをさせていただいております。
堺なかもずシニアの相談窓口には、堺の地域事情に詳しい身元保証の専門家が在籍しており、堺の皆様の相続全般に関する疑問や不安点、難しい専門用語などについても司法書士が親身になってご対応いたします。
初回のご相談は無料ですので、堺の皆様、ならびに堺で身元保証ができる事務所をお探しの皆様、どうぞお気軽にお問い合わせください。
堺の方より身元保証に関するご相談
2022年09月05日
友人に「身元保証人になってほしい」と頼まれました。身元保証人とは何でしょうか、司法書士の先生にお伺いします。(堺)
先日、病気で堺市内の病院に入院することになった友人から「身内がいないから身元保証人になってくれないか?」と頼まれました。友人の助けになりたいとは思うのですが、「身元保証人」という言葉自体初めてで、仕事内容も分からないまま首を縦に振ることはできませんでした。友人には返事を待ってもらっています。簡単で構いませんので身元保証人とはどのような立場で、役割などはあるのか等教えてください。(堺)
身元保証人の責任に明確な基準は設けられていません。
身元保証人は、高齢化社会の進んだ現代において必要不可欠な存在と言っても過言ではなくなってきています。しかしながら、身元保証人という言葉を聞いたことはあっても、詳しい役割内容まではわからないという方がほとんどではないかと思います。
身元保証人は、身寄りのない方が病院へ入院される際や、介護施設へ入居される際の契約時の身元を保証してくれる人のことを言います。
実際に身元保証人が行っている役割として、入院費用の責任(依頼者が入院費などを支払えなくなった場合に代わりにその費用を支払う)、退院・転院時の責任、緊急時の対応、さらには、依頼者に代わって医療処置や介護方針等に関する判断等、幅広く挙げられます。身元保証人を利用される方は独り身の方や頼れる方がいらっしゃらないという方ばかりではありません。核家族化の進んだ昨今では、ご家族がいらっしゃる方でも家族や親せきには迷惑をかけたくないといったお考えをお持ちのご高齢者の方は少なくありません。
また、身元保証人と似たような役割を持つ「後見人」がいます。後見人は依頼者の代わりを務めるという面では身元保証人と似ています。しかしながら後見人は、認知症などで依頼者の判断能力が衰えたと判断された場合のみ、依頼者に代わって契約事などを行います。したがって後見人は依頼者がお元気なうちはその役割を発揮することはできないということになります。一方、身元保証人は依頼者がお元気なうちからその役割を発揮することが可能です。また、先述したように身元保証人は依頼者が債務を負担できなくなった場合、自らがその債務を負うことになりますが、後見人には支払いの義務は生じません。
もしご相談者様がご友人の身元保証人を引き受けることに抵抗がおありでしたら、一度堺なかもずシニアの相談窓口にご相談ください。
堺なかもずシニアの相談窓口では、身元保証について堺の皆様に分かりやすくご説明できるよう身元保証の専門家による無料相談の場を設けております。
また、身元保証のみならず、相続全般に精通した司法書士が堺の皆様のお悩みを丁寧にお伺いさせていただいておりますので、遠慮なくお問い合わせください。
堺の皆様、ならびに堺で身元保証ができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。