身元保証人に向いている人、向いていない人
身元保証人が担う役割や責任は非常に重いものであり、誰にでもお願いできるわけではありません。しっかりと職務を全うできる人でなければ、身元保証人としては不十分です。
介護施設入居の申し込みを行う前に、どのような人が身元保証人に向いているのか、またどういった場面にて身元保証人の関与が求められるのかを確認しておきましょう。
身元保証人が必要な場面
生活の支援
- ケアプランの確認
- 薬の変更、確認
- お金および財産管理
- 小口の補充（ご本人に渡す分）
- 定期的な健康状態の確認
- 往診医の判断の確認
施設への入居時
- 施設の入居・移転・退去の手続き
- 施設利用費の支払い
- 医療や介護の方針確認
医療の同意
- 手術の同意
- 治療方針の確認、伝達
- 緊急時の駆け付け
病院への入院時
- 入院の手続き
- 医療費等の精算
本人のご逝去時
- 死亡確認
- 死亡診断書の受領
- 葬儀の手配
葬儀および供養の手配
- 葬儀方式（宗教など）の確認
- 納骨先の確認
- 供養方式の確認
- 葬儀費用の支払い
死後事務手続き
- 医療費の精算
- 年金受給を停止する手続き
- 電気・ガス・水道や携帯電話の解約手続き
- 各種行政手続き
- 自宅や介護施設の片づけ
上記の通り、身元保証人はさまざまな場面においてサポートを行う役割を担います。介護施設入居の書類にサインをすれば良いだけというわけではありません。
身元保証人に向いている人、向いていない人
身元保証人に向いている人
- 健康面に問題のないご家族（成人の子供など）
- 入居施設の近くに住んでいて、信頼のおける親族
身元保証人に向いていない人
- 高齢の配偶者
- 高齢の兄弟
- 身元保証人の職務を理解していない人
- 遠方の親戚
- 成年後見人（成年後見人は連帯保証の責任を負う立場ではないため、別に身元保証人を立てる必要がある）
身元保証人に向いている方が身近にいらっしゃらない場合は、早めに堺なかもずシニアの相談窓口までご相談ください。
希望する施設に入居できる機会や、病気やけがによる入院のタイミングはいつ訪れるかはわかりません。そのような必要な時に備えて、元気なうちに身元保証人について考えておいた方が安心でしょう。
堺なかもずシニアの相談窓口ではささいなご心配ごとも気軽にお話いただけるよう、初回は無料で相談をお受けしております。身元保証についてご興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。
